- 類似業種比準価額方式ってどうやって計算するのですか?
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類似業種の配当、利益、純資産の3つの要素を用いて計算します。
自社株の原則的評価方式の中に類似業種比準価額方式があります。
自社の3つの要素(配当、利益、純資産)と同業法人の3要素を比較することによって株価を
算出していきます。
3つの要素の中でも「利益」は他の要素の3倍の比重が置かれています。
ですので、利益が低い年度は株価も低くなる傾向があります。
具体的な金額で計算してみましょう。
[ 例 ]
*評価会社は「小会社」とします。
*類似業種株価A:200円
<類似業種の1株あたりの各要素の金額>
B(配当):50円 C(利益):100円 D(純資産価額):500円
<自社の1株あたりの各要素の金額>
Ⓑ(配当):40円 ©(利益):250円 ⓓ(純資産):300円
以上の金額を計算式に当てはめます。
A(200円)×{Ⓑ 40円/B 50円 + Ⓒ 250円/C 100円 ×3 + Ⓓ 300円/D 500円 /5}×{小会社 0.5}=178円
*Aは類似業種の株価(国税庁から発表されます)
*「×小会社0.5」は大会社なら×0.7、中会社なら×0.6
- 回答者:江後 慎太郎
- 質問ID:34
- 2017年12月13日時点の情報を元に作成されたQ&Aです。
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