- 子供も従業員も会社を継いでくれそうにありません。何か他に方法はありませんか?
-
第3の方法としてM&Aを検討してみてはどうですか?
事業承継は3パターンに大別されます。
① 親族、幹部社員への承継
② 解散・精算
③ M&A(=会社の売却)
親族や幹部社員に承継できない場合に、解散・清算してしまえば会社はなくなってしまいま
す。そこで働く従業員の雇用の問題にも繋がります。
他の方法は?といえば、M&A(=会社の売却)でしょう。
M&Aといえば、少し前までは「会社を乗っ取られる」など暗いイメージがありました。
ここ数年は一変して中小企業においてもM&Aが多用されるようになりました。
どのような理由でM&Aを選択するのでしょうか。
① 先行き不安で子供などに継がす事が心配
② M&Aを仲介する会社が上場もし、仲介市場が成長してきた
③ 売り手も会社を売却して、そのお金でハッピーリタイア等の生活を
する感覚を持つようになってきた
具体的にどのように行うのかと言えば「株式売却」です。
単純に株式の売買だけで完了させます。手続きとしても非常に簡単です。
ただし「いくらで売るか」、つまり価額については難しいです。
税務上の評価があることは前提ですが、無形資産をどう評価するのか、営業権はあるのか
ないのか、隠れ借金はないのか・・・
「売り手は少しでも高く、買い手は少しでも安く」の心理が働きます。
M&Aの際にはいい条件で買い取ってもらえるように、自社を見つめ直し外部から見て買い
たいと思わせる会社になるように整理できる事は早めに整理しておきましょう。- 回答者:江後 慎太郎
- 質問ID:48
- 2017年12月13日時点の情報を元に作成されたQ&Aです。
よくある質問と解決策
京都税理士法人に寄せられるよくある質問をQ&A形式にまとめました。
経営の悩みやご相談など
お気軽にお問い合わせください
-
京都本社
〒601-8328
京都市南区吉祥院九条町30番地1
江後経営ビルGoogle MapTEL:075-693-6363
-
滋賀支社
〒525-0059
滋賀県草津市野路1丁目4番15号
センシブルBLDG ZEN6階Google MapTEL:077-569-5530