よくある質問と解決策

京都税理士法人に寄せられるよくある質問をQ&A形式にまとめました。

切手と収入印紙の会計処理と管理について教えてください。

厳密にいえば、切手や収入印紙はその期に使用したものだけが経費になります。

※切手と収入印紙を購入時に経費として処理した際、決算時に特に決算調整していない場合
厳密にいえば、切手や収入印紙はその期に使用したものだけが経費になります。
会計処理には2通りの方法があります。
まず、購入時に通信費や租税公課で処理し、決算時に切手や収入印紙の残高を貯蔵品や前払費用に振替える方法です。
次に、購入時に仮払金で処理し、使用時に通信費や租税公課で処理する方法です。
部門別や事業部別の会計を行なっている会社では、後者の処理が多いです。
ただし、定期的に切手や収入印紙を購入し、通常の手持ち有高がさほど多くない場合には、購入時に経費処理し、決算時に調整をしない方法も認められます。
この場合は、毎期継続的に同様の処理をすることが望ましいです。
管理方法については、切手や収入印紙の種類ごとに受払いと残高を帳簿に記帳するなどして管理することが望ましいでしょう。そして定期的に帳簿残高と現物を照合します。
高額の切手や印紙については、できる限り必要な都度購入し、事務所等に保管しておくのは少額のものにしておくのが望ましいです。切手や収入印紙は金券ショップ等で容易に換金できますので、お金と同様の管理が必要だと思われます。
江後 慎太郎
  • 回答者:江後 慎太郎
  • 質問ID:17
  • 2017年12月13日時点の情報を元に作成されたQ&Aです。
無料相談会開催中!
無料相談会開催中!

経営の悩みやご相談など
お気軽にお問い合わせください

  • 京都本社

    〒601-8328
    京都市南区吉祥院九条町30番地1
    江後経営ビルGoogle Map

    TEL:075-693-6363

  • 滋賀支社

    〒525-0059
    滋賀県草津市野路1丁目4番15号
    センシブルBLDG ZEN6階Google Map

    TEL:077-569-5530